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台湾専門家 中共臓器移植の罪悪を叱責

2012年10月15日
【新唐人2012年10月16日付ニュース】先日発表された米国連邦国会の中国人権報告書では中国共産党の法輪功学習者に対する生体臓器狩りの罪悪を大きく取上げています。中国との往来が頻繁な台湾でもこの話題は避けて通れない議題となっています。13日、台湾新唐人の番組では医学界と法曹界の専門家を招き、中国での臓器移植の危険性を指摘するとともに、中国共産党当局が長年行っている生体臓器狩りの罪悪を暴露しました。
 
国際社会がやっと目を向け始めた中国共産党による法輪功学習者からの生体臓器狩り。台湾医学界で大胆な発言で有名な台湾大学病院の柯文哲(か ぶんてつ)主任が、新唐人テレビ番組で、中国の移植の実態を暴き、中国大陸に渡って移植手術を受ける台湾国民に対し憂慮を示しました。
 
台湾大学病院外傷医学部 柯文哲主任
「中共の移植数は世界第二ですが、その出所は誰もわかりません。登録システムもないので、中共に聞いても答えられません。大陸に行って移植を受けたとき、ブラックボックスの社会ですから、最大の危険は移植を受けてもし感染した場合、または臓器の働きがよくない場合は手を打ちようがありません。何の症状なのかも分からないし。しかも彼らも資料などは提示しません。患者は結局死んでしまいますが、家族には火葬してというのです」
 
国際医学界ではすでに“臓器の強制摘出に反対する医師協会”が成立され、中国共産党の生体臓器狩りの証拠を暴いた書籍も出版されました。この書籍の中国語版に序文を書いた漢方医師・胡乃文(こないぶん)医師はこのように述べます。
 
台湾国際臓器移植関懐(配慮)協会 乃文理事長
「中国では手術を成功させるために抗生薬物を大量に使います。そうなると、人の排斥機能がなくなり、身体は排斥機能がなくなると、外部から侵入した風邪などの病原菌も身体は排斥しなくなります。もう一つは臓器を移植した場合、あなたと何の関係もない健康な人が死ぬことになります。申し訳ないと思うでしょう」
 
法輪功団体の弁護士を務める朱婉琪(しゅ えんき)弁護士は、海外で移植を受けた台湾患者の9割が中国で移植を受けていると強調。人権立国の台湾は、国連と米国会の呼びかけに応じて、真相の解明に協力すべきであって、臓器狩りの共犯になってはいけないと呼びかけます。
 
 
台湾法輪功人権弁護団報道官 朱婉琪弁護士
「米国会の4分の1の下院議員が米国政府に真相と証拠を求めています。彼らの推測では、中共は確かに法輪功学習者に対し、生体臓器狩りを行っています。米国会の公聴会で、専門家のイーサン・ガットマン氏は自分が調べたデータで述べました。2000年から2008年まで、少なくとも6万人の法輪功学習者が生きたまま臓器摘出されました。また、関与した軍病院の医師が中国内部全体の組織化された。生体臓器狩りビジネス。需要に応じて殺人を行う。人道に反する罪悪を暴露しています。証拠は中国もアメリカもすでに持っており、民間でも知っています。我々はこの真相が一日も速く暴かれ、元凶を裁き、証拠を暴き、法で元凶を裁いて、被害者のために正義を取り戻すことを望みます」
 
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
 
(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/工)
 
 

 

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